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 昭和59年(1984年)地元の若手グループによって『フォーラム鹿島』という地域おこしに取り組む組織が結成されました。
 フォーラムでは、未だに根強く残る地域間のきわ、異業種間のきわ、それに官と民のきわといったカベを取り除くことから始めようと申し合わせ、〈ふるさと鹿島〉を愛し、鹿島の21世紀の輝かしい未来を願って3つのテーマを設けました。

郷土への愛着心と先人への感謝の気持ちを育む
人は財産であり、人と人が新しい何かを切り拓いていく
「継続は力なり」を背景として、
基本に忠実に一歩一歩目標に向かって前進する

 ふるさと、人のつながり、活力―この集大成として企画されたのがガタリンピックでした。
こうして、昭和60年5月3日第1回目のガタリンピックが鹿島フォーラムのメンバーによって開催されました。



 有明海の干潟はいわゆる泥干潟であり、見た目にもあまりきれいなものではないし、海はいつも濁っているし、白砂青松というイメージからはかなりかけはなれたいわば厄介者として考えられてきました。
 しかし、沿岸住民にとっては有明海こそは恵みの海であり、いのちの海でもあるのです。
 フォーラムのメンバーはマイナスイメージをプラスイメージに変えることに取り組みました。奇想天外な干潟の上での運動会を通じてのガタの売り込みです。いっそのことならガタの上でオリンピックを、ということでガタリンピックと命名されました。また、オリンピックならば国際性を、ということで日本在住の多くの外国人や韓国からも来てもらって年々華やかに盛大になってきてます。
 日本中に地域おこしのイベントは数ある中で、ガタリンピックは発想の転換と独創性で高い評価を受け、有名になっていきました。



■人間むつごろう50m競争
 有明海名物潟スキーを操りながら、干潟の上を滑走してゴールを目指すタイムレース。19メートル競争部門もある。
■潟輪びっくりゲーム
 ガタ泥の上に敷いてある幅60cmの板の上を自転車で25m走るタイムレース意地悪なことに自転車にはブレーキがない。
■我(ガ)ターザン物語
 高いクレーンから垂らしてあるロープにぶら下がって出来るだけ遠くへ飛んでガタの中へドボン。
■25m自由潟
 ガタ泥の中を25m泳ぐタイムレース。
■潟相撲
 ガタ泥の上に設けられた発砲スチロールの土俵で、どちらかがガタの中に落ちるまで争う。



 ガタリンピックの開催日は○月○日と固定して決めておかれないのが残念。潮加減に左右される。午前10時から始めるとして、その時刻干潟が完全に姿を現していなければなりません。大体5月の休日に行われますが、休日と午前10時に引き潮が一致するのはそう多くはありません。というわけで、ガタリンピックの開催日は固定されないのです。




 
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