
肥前びーどろの最大の特色は、宙吹き技法にあります。宙空で、いっさい型を使わず、息の吹き込みとわずかな道具で形をつくりあげるこの技法は、ガラス成形の根本的な方法です。
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1.ガラスの生地を竿に巻き取る。
2.燐かけをし、表面をなめらかにする。
3.形を大きく膨らませる。
4.ぽんて付けをする。
5.焼き戻す。
6.整形する。
7.徐冷釜で徐々に冷ましていく。
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以上の工程を辿り、無機質のガラスが器としての生命を吹き込まれるのです。
今は見られなくなった「ジャッパン吹き」等の技法を守り続ける肥前びーどろは、いわば最も宙吹きらしい宙吹きのひとつです。
のびやかな、手造りのフォルムには、自然界にある曲線とどこか共通するものがあり、伝統と現代の調和を目指しています。
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| 見事な「二刀流」で、燗瓶の注ぎ口と本体を繋ぐ、この道45年の今泉さん |
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「ジャッパン吹き」について
宙吹きの吹き竿にはふつう、鉄管が使われるが肥前びーどろの中でも「ジャッパン吹き」とよばれるこの技法は、ガラス管の吹き竿が使われます。
これは、佐賀藩の精煉方で使われていた日本独自の技法で、特に熟練した技が必要です。副島硝子工業ではこの伝統的な幻の技法(二刀流)を国内で唯一守り続けています。
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