| 海苔養殖の変革 |
海苔は江戸時代後期まで自然採取で、石や貝殻,流木等に付着した海苔が伸びきってちぎれ、海辺を漂っていたのを拾い、押し拡げて乾かしたものでした。その後、いけすに海苔が生えることにヒントを得て、海にノリソダを立てて,海苔を採る方法を知りました。
海苔養殖の始まりです。
その後、「浅草紙」の漉き製法にヒントを得て、のりを細かにたたき、刻んで紙状に抄いて作るようになりました。1帖、2帖と数えられるのも、それに由来します。
東京湾の大森、品川地域が主要産地でありました。
イギリスの海藻学者「キャサリン・メリー・ドリュー女史」が海岸で見かけたかき殻に付着していた黒紫色の斑点に注目して、顕微鏡で糸状植物を発見し、それが海苔糸状体であることを突き止め、それを、人工的に培養実証し、1949年(昭和24年)科学雑誌「ネイチャー」に発表されました。それに伴う漁場の拡大、「浮き流し養殖法」の開発によって深い海でものり養殖が可能になり、生産量は増え、それに伴い、比較的高価な食品であった海苔の価格が手ごろなものになってより多くの人に親しまれるようになりました。
現在、浮き流し養殖、海苔製造の全自動化、海苔網の冷凍保存等の技術改革の進歩により、安定生産、安定供給が可能になりました。 |
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| 海苔の生育条件 |
| 海苔に適した温度(水温)と海水の流れ、海苔の生長と光、塩分、海苔を育てる水質、のりの葉体が育つのに適した栄養塩(窒素やリン)が、必要になります。 |
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| 海苔で福を呼ぶ |
2月3日の「節分」に太巻寿司を恵方に向かって丸ごとかぶりつくと福を呼ぶといわれてます。
2002年 北北西
2001年 南南東(丙の方角) |
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| プロが教える海苔の上手な保存方法 |
保存は冷凍庫が最適です。ビニール袋やタッパに入れて密封し外からの湿気を遮断して冷凍庫にしまってください。使用するときは必要な枚数を小出しして、すばやく封をしてしまってください。こうするといつでも風味豊かな美味しさが保てます。
もし、海苔が湿気てしまったら、佃煮をつくってみましょう。
ちぎった海苔に醤油と酒を四対一の割合で味付をし一煮立ちさせ煮詰めるだけです。あとは好みに応じて砂糖やみりんで味を整えて、さあ出来上がり! |
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| 体にいい7つの理由 |
海苔は様々な栄養素をバランスよく含んでいます。
○糖尿病や大腸ガンの予防に!「食物繊維」
海苔の約3分の1は、食物繊維です。食物繊維は、便秘を防ぎ、痔などの疾患を予防してくれます。また、コレステロールの代謝を正常化し、血中のコレステロールの上昇も防いでくれます。
○海の大豆「タンパク質」
乾海苔一枚に含まれるタンパク質は、卵5分の1個、牛乳5分の1本に相当します。
○貧血予防に!
海苔1枚には、牛レバー1切れと同量の鉄分が含まれています。
○イライラ解消に効く「カルシウム」
意外に知られていませんが、海苔にも大変豊富なカルシウムやミネラルを含んでいます。
○その他の栄養素
ビタミンA、B1、B2、B6、B12、C、Eなどが大変豊富に含まれていて、野菜や果物よりもずっとすぐれている食品です。
EPAは血栓症の予防に効果を発揮し血液をきれいにしてくれます。また悪玉コレステロールを減らしたり、肥満の原因である中性脂肪を減少させる嬉しい働きもあります。
タウリンは血中のコレステロールを下げる働きをしてくれます。血圧の降下や高血圧に関連した動脈硬化症、血管障害による脳卒中、脳血栓などの脳疾患、さらには心筋梗塞などにも効果があると言われております。 |
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| なぜ有明海で海苔養殖が盛んなのか? |
美味しさの秘密は、有明海の干満の差と多くの一級河川の流入により豊富な栄養分が多く含まれる所にあります。
日本でも多くの地域で海苔を養殖されていますが、有明海の海苔が美味しいのは、その干満の差を利用して、満潮時には豊穣の海、有明海から多くの栄養を吸収し、干潮時には、太陽の光をいっぱいに浴び光合成を行い、風味豊かで柔らかい海苔が収穫されます。これも養殖が盛んになった一つの要因と言えるのではないでしょうか。 |
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